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「呼吸する靴」というコピーで有名になったジェオックスGEOX社のミラノの心臓部モンテナポレオーネ通りのショールームを紹介しよう。革命的なジェオックス社の製品が歴史とアートの空間に並んでいる。「靴底に穴を開けて蒸気を出し、蒸れ知らずの靴」というコロンブスの卵的発想で本当に靴を作りヒット商品に仕上げ、今やイタリア優良中堅企業になった。具体的には多くの穴を開けたソールにメンブレンシートという1cFに10億40万個以上のミクロの孔の特殊シートを使用し、外からの水は入れずに、足から出る熱と蒸気を放出するという優れモノ。
そもそもの始まりは創業者のマリオ・モレッティ・ポレガート氏が家業のワイン製造、販売の仕事でアメリカ滞在中に趣味のジョギングをやっていたが、靴が蒸れて仕方なく、履いていたスニーカーの底に穴をあけて試しに使ってみた。その使用感が思いの他良く、これだと思い、伊に戻ってからの試作品を作り始め、13年前の1995年にまずは子供靴からスタートした。評判が評判を呼び紳士靴、婦人靴と対象が広がり、現在ではウェアーも手掛けカジュアル・ファッション全体へ広がった。昨年の売上げの60%の7,7億ユーロ(約1270億円)が輸出。販売は60ヶ国以上になる。カジュアルライフスタイル部門では伊で一番に一躍成長した。 |