




紫陽花・ゆり・クレマチスを赤い観葉植物でまとめた珍しい花束です。
実は私の退任に当たり会社のかたがたから贈られたものなのです。
かわいらしいとか豪華なとか美しい、華やかなど一般的な目的の花束ならイメージが作りやすいのですが、年取った女性の退任の花束は難しかったでしょうね。
大変私事で恐縮ですが、1980年、三井ホームのインテリアコーディネーターになり、その後三井デザインテックに勤務するようになって、通算25年、退任の日を迎えました。
幸い、この日まで大好きなインテリアを職業とすることができましたが、私はライフワークと職業は違うものと思っています。今後ともライフワークとしてのインテリアを捨てることはないでしょう。この「風を感じて」はこのまま続けさせていただくことになりました。多分これまでと変わらぬ視点でインテリアを見つめたいと思っていますが、自由人になって感じる風は少し変わるのかもしれません。
私がインテリアを職業としたのは昭和30年代、日本がもはや戦後ではないと高度成長期に入る頃でした。
日本ではその頃から「衣」「食」は急速にレベルアップしましたが、「住」関係はなかなか思うようには行きませんでした。
日本人の価値観として、今までは物をたくさん持つことが豊かなことと思われていました。
しかし、近頃では「自分らしい空間を楽しむ時代」に価値観が変わってきています。
こんなに家具などの物を手に入れるのが容易になった今、言い訳はできません。
住み方はその方の生き方の表れです。 |
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