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Kazue Dobashi
東京都出身。インテリアコーディネーター歴:7年。愛読している雑誌:とくにないが旅行や雑貨関係の情報誌などを乱読。お気に入りのチェア:ミース・ファン・デル・ローエの「バルセロナチェア」

 インテリアコーディネーターになる前は建築関係の仕事に就いていたという土橋さん。ご主人の仕事の関係でアメリカで過ごしたあと、より専門的な仕事を身につけたいと、今の仕事に転職しました。
「小さいころから家の中のことを考えるのが好きでしたね。新聞の折込広告に入っているマンションや住宅のチラシを見て間取りやインテリアを考えたりしてましたから(笑)」
 人と話すのが好きだったので接客は楽しかったものの、転職したばかりのころは次々に出てくる商品知識を頭に入れるだけで大変だったといいます。
「この会社に入る前に専門学校に通っていたのである程度の知識は身につけたつもりでしたが、実際に仕事を始めると、新商品や流行を追っていくのが大変でした。自分のものを探すような感覚でお客様と一緒に選ぶことができるようになってから、この仕事が一段と楽しくなりましたね」



お客様の好みや感性は人それぞれ違いますから、お客様が一番いいと思うものを選んでいただきたいと思っています。以前、かなり独特な感性をお持ちのお客さまがいらして、最初はちょっと戸惑ったのですが、結果的にはこれまでの自分には考えつかないようなインテリアになり、お客様もとても満足してくださいました。こんな風に、お客様から教えていただくこともたくさんありますね。


最近のお客様はインテリア雑誌などをよく読んでいますね。たとえば、「マンションでは部屋を広く見せるためにもカーテンはベージュ系がいい」など、ハウツー的なことも勉強していらっしゃいます。それはとてもいいことですが、あまりそれに固執することもないのでは、とも思います。インテリアには正解というものはありませんから、自由な発想で選んでいただきたいですね。


お客様の中には、真剣に考えているうちにインテリア選びが重荷になってしまう方もいらっしゃいます。情報過多の時代ですから一人で決めようとするとどうしていいかわからなくなってしまうようです。そんな時は私たちのようなコーディネーターに相談して、インテリアづくりを楽しんでいただきたいですね。人が見てどう思うかではなく、自分がそこでいかに気持ちいい生活を送れるかを想像してほしいと思います。