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Miyake Tanimizu
三重県出身。インテリアコーディネーター歴:17年。愛読している雑誌:「Iユm home.」「Casa BRUTUS」などのインテリア雑誌を中心に10誌くらい。お気に入りのチェア:倉俣史朗の「ミス・ブランチ」

 インテリアコーディネーターという職業が一般にはあまり認知されていなかったころから、この仕事を続けているベテランの谷水さん。広告代理店に勤めながら、当時できたばかりだったインテリアの専門学校の夜間部で2年の勉強を重ね、この世界に入りました。
「この仕事を始めた頃に比べて、お客様のインテリアへの関心度や知識量は格段に高まっています。その分、こちらも勉強をしないといけないのでたいへんですが、いつも勉強しなければいけないことがあって、常に新しい空気が入ってくるというのは、とてもやりがいがあって楽しいですね」
 インテリア雑誌だけでも10誌近くに目を通し、あらゆるお客様に対応できるように情報やニュースをチェックしているという谷水さん。「何年やっていても、自分の好きなことを仕事にできて幸せだと思っています。唯一の悩みは、いつも時間に追われていて慌しいということでしょうか(笑)」



お客様の知識量は昔と比べるととても豊富になり、個性的になっていますから、それだけ私たちに要求されるものも高くなっています。たとえば、以前はカーテンだったら単に「ベージュ系」という要望だったのが、今は「グリーンがかったベージュ」というように、自分の好みをはっきり持っていらっしゃいます。それだけ大変ですけど、インテリアへの関心が高まっているということはうれしいことですね。


お客様のライフスタイル、ご職業、家族構成によって、インテリアの好みも変わります。この仕事を始めたころは4人家族が定番でしたが、今はご夫婦二人暮らしという方も多く、ほとんどの女性が仕事に就いています。それだけ男性の家事負担も増えているので、キッチンスタイルが以前とは違いますね。こんな風に、今のライフスタイルを把握して、自分がなにを要求されているのか聞き出すことも大事な仕事です。


インテリアは、インテリア単独であるわけではなく、常に世の中の動きとリンクしていると思っています。だから、インテリア界だけの流行や動向を追うだけではなくて、社会全体の中でインテリアがどう変化していくかを考えることが大事ではないかと思っています。そのためにも、いろいろなジャンルの雑誌を見たり、ニュースをチェックしたり、いつもアンテナを敏感に張るように心がけています。